日常に氾濫する由無し事を、そこはかとなく考察することを目的としつつ、世の中を真実をおっさんなりに考えるものです。
黒いファントム その1
F-15 その2

朝、起きたら雨だった。

確か午後から雨って聞いていたけど、いきなり雨ですか。あーあ。せっかくの航空祭で。そう、昨年一昨年と逃しつづけている「小松基地航空祭」。今年は流石に逃さないようにスケジュールを調整して‥ って今年はヒマだからその辺りは問題なし。

この時期なんで問題は天気ぐらいかな、とか思う。なんせ昨年(一昨年だったか‥)は台風のせいで多分悪天候と踏んで行かなかったのに、後日、雑誌にてものすごく良い天気だった、と聞いてかなり悔しかったし。今年は何があっても行こう、と。

で今年となったのが台風13号も無事に通過して一安心。台風一過でよい天気も期待できるぞ!と踏んでいたのにこの天気ですか。あーあ。なんてこった!しかしこれで諦めるわけにはいかない。現地に行って天候が回復するかも知れない。

そう、岩国でもそうだった。天気が悪かったにも関わらず回復。途中で小雨が降ってもなんとかなったし。結局のところ、天気は物凄く不確定要素のかたまりだから何があるか判らない。悔しい思いをするのなら行くだけマシだろう。

しかし現地の小松駅を降りた時点で希望的観測でしか無いことに気が付いた。小雨が降っている。折り畳み傘を差す。ここまで来たのなら引き返す余地は無い。臨時バスに乗って現地入り。ちなみに今回も公共交通機関を利用しての移動。

朝の電車は充分に座って乗れた。ピストン輸送をするバス(往復で\500-也)では座れないだろう、とか思っていたら並ぶ順番が良かったのか普通に座れた。おお、なんてラッキー。バスなんて滅多に座って乗れた覚えは無いし。

数分間バスに乗って現地に到着。雨だよな、ってことで傘を差そうとしたが傘を差していない人もいる。おお、小雨どころかパラパラって感じの雨。この天気のままなら何とかなるのでは?そう感じた。そのままエプロン方面に行ってみるともうかなりの人。案内パンフレットをゲット。

場所を確認してみるとこんな注意書きが。”エプロン内では脚立・椅子及びレジャーシート禁止” やっとこの措置が取られたか。というのもエプロンの最前列でレジャーシートを広げられたり椅子を置かれたり脚立を立てられたりするとかなりの邪魔。

本人たちはどうでもいいかも知れない。しかし最前列付近で脚立を立てられてその上に立って写真を撮られたりすると滑走路から上がってくる飛行機を撮るのにかなりの邪魔になる。この前の岩国では酷かった。最前列でわざわざ脚立に立つなよ、って。

立っている人を避けるために脚立を立てる。それは判る。しかしそれは最前列の立地を取れないための対応策であって最前列で脚立なんて壁を作っているようなもの。しかも写真を撮らない時も脚立上に居るなんて何をしているのかわけが判らない。

いつもイラついていたからこの措置は本当にありがたい。いっそのこと脚立を持った人の入場禁止とかでもいいと思うよ、ホント。そのくらい脚立は嫌い。何だろう、キミは目立ちたいのか、バカ顔を世間にさらしたいのかどうなのよ!って。

しかし、今回はそんな状況をも超越するような事態が。航空祭の開始数分後には雨が降ってきた。運悪くカメラを雨から守る装備はいっさい無し。これはいかん、と言うことで格納庫に非難。ちなみに格納庫内は脚立も椅子もレジャーシートもOK。なんか家族用のスペースみたい。

雨からの避難民がなだれ込み、格納庫内に無秩序にそれらレジャーシート、椅子が広げられる。だんだんと混沌状態に。さらに内部はただっ広い普通の格納庫、無秩序が拍車を増して格納庫を横断するための通路がどんどん減ってくる。

結局、25mX50mくらいの格納庫を横断する通路は幅1mくらいでレジャーシート、椅子を避けるようにくねくねと続いていった。2本くらいあったろうか?かく言う私も通路近くの空きスペースにカバンを置いて居場所を確保。とりあえず様子を見る。

しかし私は運がよかったかも知れない。と、いうのも廻りはレジャーシートを広げた人たちばかりでこれ以上誰も侵入してきそうに無い。しかもそれらレジャーシート、私の後ろの人たちは寝ているし、前の人たちはお出かけ中と、とりあえず立っている人がまばら。

しかも格納庫の入り口が大きく開いている。そりゃ、高さ15m位の飛行機を余裕を持って収めないといけないし。そのために意外と空が見える。これで雨に当らずに飛行機の写真が充分に撮れそうな感じ。 いけるかも。

次の瞬間、それは確信に代わった。離陸する2機のF-15。滑走路からの離陸直後からしっかりとカメラで捉えられる。視界は格納庫の入り口だけだがそれほど狭いわけでもなく、会場のほぼ真正面の真中なんで飛行機は目の前を通過していく。

当然ながら格納庫内で写真を撮っている人はそれほど多くは無い。でも考えてみれば視界が広かったとしても遠方の飛行機を写していても面白くも無い。それなりの大きさで飛行機を撮る為の視界は限られたものでしかない。なんか運のいい格納庫に転がり込んだようだ。長いので続く。

テーマ:写真日記 - ジャンル:写真

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