日常に氾濫する由無し事を、そこはかとなく考察することを目的としつつ、世の中の真実をおっさんなりに考えるものです。
閉店ですか?
閉店のお知らせ

服を買いに行くことになった。後輩が服がほしい、という単純な理由から。なんでも普段着が無い、って話。ふ、普段着が無いってどういうこと?よそ行きの服はあるけど、普段仕事中に着る服が無いってことだそうな。仕事用の普段着?

仕事と言ってもいろいろある。何らかの作業をする場合。それこそ”作業着”ってやつだな。汚れてもいいような服でしかも機能的。私が考える機能的な部分ってポケットが多いとかその程度しか思い浮かばないけど。

そう考えると仕事着としてのスーツって機能的な面とは対極にあるように思う。なんせカッターシャツにネクタイだし。どれも機能的には程遠い。夏は汗だくだし冬はそれほど暖かくない。常に何らかのオプションを必要とする仕事着。

後輩の話によると、客層を考えるとスーツを着るって程ではないとの事。なんでももう少し高級な相手と商売するときにはスーツを着る必要があるだろうけど、今はそのときではないとの事。うーん、そんなもんなのかな?

そんなわけでスーツでは無いけど無礼でもない格好が必要とのこと。スエットとかジャージではマズいってわけか。そういえば昔のApple社って従業員みんながTシャツにジーンズ姿だったそうな。今もスティーブ・ジョブズはそんな格好でプレゼンをしてたりするし。

まあ普段着っていうのはなかなか難しいもんだね。よそ行きではなく、失礼に当たらない服装。なんて言うのか、一時期流行った職場でも着れるカジュアルウェアってやつなのか?当時の資料とか見れば何らかのヒントになるかも。

それで服屋に行く。服は必要だね。私の場合、考えてみれば1年くらい服は買っていないように思う。普段はスーツ着ているし週末しか普段着を着ていないし。自ずと服を買うことが少なくなってくる。学生時代はそれなりに友人と服を買いに行っていたけど、その頃とは大違い。

後輩の兄、って言っても私と同い年だけど、その3人で服屋に行く。 …っと、「完全閉店セール」の文字が。ああ、この店舗は閉めるってことなんだな。幹線道路沿いで駐車場もそこそこあるし便利そうなお店なんだけどねえ。

店舗内に入ると結構な品物が半額。スーツとかブランドものも全て。一角は商品が売れてしまったためか閉鎖状態だったけど、結構な品数がある。店内に入った時間も早かったので商品は結構選べる。なんかいい感じだ。

私としてはジーンズを所望している。何本あっても困らないし。でもなかなか選ぶのが難しい。というのも太ももが太すぎてストレートタイプでぎりぎり、ルーズタイプなら大丈夫だけど、ウエストが大きすぎてしまう。ぴったりのものはない。

そんなわけでとっかえひっかえ選んでいたのだが結局3人ともジーンズ売り場に集まってああでもないこうでもない、と相談。そんなわけで3人ともなんとか好みのものを探すことが出来た。言わずもがな3人とも長けの調整が必要。

明日ぐらいに出来ればいいね、と思った。と、言うのも明日かあさっての朝一で移動する予定だったから。ジーンズの長け直しってだいたいそれほど時間が掛からないだろうし。でも違った。閉店セールなんで直し作業が集中するので出来上がりはあさってとの事。

あさっての朝一までに移動する予定なのでそれは困った。朝一だからお店は開いていないし。店員さんに相談する。明日の夕方ぐらいまでには出来ないでしょうか?って。店員さんは少し困って直しの人に相談してみます、との事。

数分後に店員さんが戻ってきた。何とか今日の夕方までに出来るようにします、との事。忙しいだろうに本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。そんなこのお店の対応に感謝した私たちはさらに買い物を続けることにした。

結局、3人で5万円分ぐらい購入。ほとんど後輩が買ったせいなんだけど。半額セールでこの購入金額ってちょっと驚き。実際店員さんも驚いていたし。でもこれだけお店の対応が良かったのって本当に久しぶりの経験。

レジで清算の際に「閉店のお知らせ」の張り紙があった。よくよく読んで見ると… なんと、店舗を閉めるというのではなく、会社を解散するとの話。な、なんと!解散、なんですね。となると今まで対応してくれた店員さんはどうなるんだろう?

解雇、ってことなんだろうか?私も同じような立場なんで複雑な気分。でも店員さんたちに微塵もそんな悲壮感は無かった。精一杯の接客を行っているように見える。しかも私たちのわがままを聞いてくれていたりするし。

なんだか自分自身に当てはめてみると、辞めるまで仕事を一生懸命に、とは思ってもどこかしら諦めてしまうところも多くて投げやりな気分にもなる。その辺りを自分自身にちゃんと仕事をしないといけないって言い聞かせるように仕事をしてなかなか難しい。

夕方になって直してくれたジーンズを回収に行った。当然ながら既に直しは終わっていた。確認のために履いてみますか、と言われたが時間が厳しいのでいいです、と答えた。すると、もし合っていない場合は再度調整します、と言われた。当然の事だろうけど感心してしまいました。

 

テーマ:企業経営 - ジャンル:ビジネス

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