日常に氾濫する由無し事を、そこはかとなく考察することを目的としつつ、世の中を真実をおっさんなりに考えるものです。
デヴュー
さてきた。

実はここ何日か有給休暇を取った。まあ何か用事がある、とか言うわけではない。有給休暇を消化するためだけに有給休暇を取る、というバカバカしさ。それなら最初から有給休暇を取れよ!とか思うけど実に深い事情がある。

前にも書いたかと思うけどウチの会社、有給休暇は当然ある。あるにはあるけど有給休暇を使ったら何故か評価が下がってしまう、というわけの判らなさ。ちなみに私は直接言われたことは無いけど上長の口からも聞かれた”暗黙の了解”。

それで有給休暇の在庫が大量にあるのでそれを消化するまでに退社するにはどうすればいいか?と言うのは前に書いた。とりあえず1月中はずっと有給休暇で休み。11月12月で残りを消化する。けどこれが以外にきつい。

とりあえず第一弾として休んでみた。けど家に居ても下手すればテレビを見てパソコンを触って一日が終了となってしまう。これはあんまり。とりあえず外に出よう。と言って休むとは行っても業務は多少なりとも残っている。

そんなわけで新しい事務所へ。あくまで片付けのつもり。なんせまだまだ引越しは終了していない。荷物の開封もまだ、ゴミは大量に残ったまま。このまま放置するのはどうかしているし。そんな感じでいつもと同様に出社する。

と行ってももう一人は出張。これも辞めると判って出張させている、という私とはまた別次元の”酷い話”。なんていやらしい会社なんだろう。まあ一人の方が片付けをするにも気を使わないで済むから楽と言えば楽だし。

引越しの片付けの他にも書類の作成とか連絡とか。これで有給休暇?と言われればそれまでだけど。あくまで”勝手”にやっているだけだし。ちなみに本社からの電話もあったりする。ちなみに部長からで普通に応対。本社で私の休みを管理できていない証拠だな。

そんな有給休暇だけど、一応の名目は「次の仕事を探す」為。なんて言うのか、求職活動をしろってこと。そうだよな。次の仕事を探さないことには。貯金も無尽蔵にあるわけ無いし、親を頼るのはもってのほか。そう、職探しだよ。

まずは定番ってことで公共職業安定所に行ってみよう。ああ、今では”ハローワーク”か。でもハローワークって音がハローダイヤルっぽくて(←そのまんまだよ)なんだか良純さんのタウンページCMって感じだな。

新しい事務所の近所にも職安があるらしい、って聞いていたのである程度仕事が片付いたらそこに行けばいいや、とか思っていたけどどうやらそれも違うらしい。と、いうのも住民票を登録している地区の職安に行け!って書いてある。

ははあ、そんなもんだな。それは知らなかった。でも別に職安の入り口で住民かどうかのチェックをしているわけでもないから別に何処に行ってもいいのだろうけど。実際に求職票とかもらうときにややこしいのだろうか?わかんないなあ。

まあここは案内に従って住民票のある地区の職安に行ってみましょう。事務所からは近くは無いけど電車で行くと途中下車の駅だし遠くはないか。多少は歩く必要はあるだろうけど。そんなわけで場所と受付時間を調べて出発!

駅から歩いて数分。なんでだろうか役所の施設が集中している一角にハローワーク、公共職業安定所があった。なんだか建物自体は他の役所の建物と比較して一際古い。周りでたむろしている人も多い。まあ気にせず内部へ侵入。

とりあえずわけが判らず。何か登録用紙があってなにやら書いているブースはあるけどなんだかややこしそうなんでパス。どうやら雇用保険の手続きのための登録らしい。奥に行くと”求人検索パソコン”のコーナーの受け付けがある。

その受付でカードをもらう。使用するパソコンのナンバーが書いている。そこに座ってさっそく検索。ちなみにインターフェイスはタッチパネル式。タッチペン、というか頭がゴムになっているペンでディスプレイ上のボタンを操作する。

希望職種、年齢、希望給与額、希望業種、希望勤務地を入力して検索!と検索結果のがずらずらっと表示される。検索速度はそこそこ速い。というより抽出数から考えるとかなりの速度。どんあDB使っているのだろう?とか関係無いことを考える。

最初の条件入力ではあまりに抽出件数が多すぎた。希望業種をバラして検索。件数がほどほど見やすい件数となった。そこで求人票を見てみる。そう言えば求人票を見るなんて大学のとき以来だな。ちょっと思い出した。

‥調べてみたけど何だか怪しい募集も多い。未経験者可なのに「○○リーダー募集」とか社員が5人くらいしかいないのに募集人員がその10倍だとか、試用期間が半年もあるだとか。おまけにマルチ系の会社だとかそんな名前も出てくる。

公共職業安定所ってだけになんだか手堅いイメージがあったのだけど、どうもそうでは無いみたい。普通に会社を登記して税金を払っておけば求人を出せるみたい。なんだかなー、って感じ。でも募集自体の更新頻度もあるからマメに通ってみないとねえ。  

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引越し無常 弐ノ巻
急転直下の展開。

明日の引越し担当者からの連絡。なんと引越しの内容の変更の連絡を受けていない、との話。な、なんですとー。今から変更できるのか?って。とりあえず粘り強く交渉。なんとか明日の午後からの引越しとなった。ふー。

でも相手の担当者、かなりしぶしぶ引き受けました、って感じ。うーん。なんでこちらに非があるような言い回しなんだろう?相手にそのつもりは無いだろうけど。まあ明日の午後からの引越しでもガマンガマン、と。

翌日。事務所のフルメンバー(←と言っても上長も入れてわずか3人だけど‥)で引越し。とりあえず午後からの始まりなんでだいぶ余裕がある。ビルの管理人さんにも業者の不手際で引越しの時間が変わりましたと連絡した。

ところが。午後になっても引越し業者は全く来ない。なぜ?昨日の話ではこちらに確実に来れる時間は何時なのか、ということを確認して午後からの引越しとなったのに関わらず。よほど午前中の引越しが上手く行かなかったのだろうか?

流石に予定の時間を1時間過ぎても来なかったので引越し業者に連絡。受付の人は恐縮していたがそれよりもまず引越しを行ってもらうのが先。早くこちらに来てもらうようにお願いした。今そちらに向かっていると思いますので急ぎ連絡をつけてそちらに向かわせます、との話になった。

予定の時刻から1時間半経過したころになってやっと引越し業者が到着。おお、助かった。早速引越しを始めますという運びになったけど‥ 時間が遅くなったことに対する謝罪が無い。なんか変だな、ってことで事情を話してみた。

すると別の引越しを行っていて、そちらが予定より早く終わって引越し業者の事務所に帰ってきたところ、急遽この現場に向かってくれ、と言われてこちらに来たのですがという話。なんだ?予定してコチラに来てくれたわけではないって事?なんかあきれた。

何て言えばいいのだろう?引越しそのものを忘れられていた、とでも言えばいいのだろうか?しかしあんまりと言えばあんまり。私が最初に引越しの日程変更を依頼した営業の人もだし、昨日の時間変更の話をつけた担当者もそう。酷い話。

ちなみにこの引越し業者、けっして規模の小さいところではなくてCMも打っている大手の業者。そう言えばこの前に別の引越し業界の大手が倒産したって話だったから、余程この業界の事情って外から見える以上に大変なのかもしれないな。

私は先に引越し先へ向かうことになった。荷物が来るのを待つ間に流石に頭に来て引越し屋に連絡。最初に受け付けた営業に一言文句を言わないと収まらない。でも、電話をしても営業に行って留守だとの事。オイオイ、営業に行っている場合ですか?

あんまりなんでその上司の人を呼んでもらう。結局、向こうの支店長が電話に出てきた。事情を話したけれど何の報告も受けていないらしい。なんだかこんな話って引越し会社にとっては別段珍しい話ではないってことなんだろうか。酷いなあ。

それより何より相手の会社に電話をして上司を呼び出して、ってなんか嫌な展開。これって私がクレーマー?まあクレームであることは事実なんだけどねえ。でも向こうの会社からすれば単にクレーマーでしか無いのだろうし。

荷物が最後に元いたビルを出たのが6時前。なんでも出て行くときに管理人に嫌味を言われたみたい。この管理人って普段からの態度も偉そうであまり良い印象は無かった。たぶん元は不動産屋のエライさんで雇用延長かなんかで管理人になったような感じだからねえ。

スタートがこんなだから荷物を新しい事務所に入れ終わったのが8時前。テーブルの組み立てにかなり手間取っていた。分解した逆の要領で組み立てればいいのに楽をしようとしたみたい。手際が悪いというか無理というか。

荷物を入れ終わって引越し業者が帰り少しづつ片付けていると訪問者が。なんと引越し屋の営業の人が謝りに来た!ものすごく頭には来ていたけど引越しの疲れもあって速く帰ってほしい。とりあえずなんでこんな状態になったか理由を聞いてみた。

理由は単純に連絡ミス。ちゃんと変更後の内容をコンピューターに入力する人に伝えていなかったって話。なんかバカらしくなってその後の不手際については聞く気をなくした。もういいです。帰ってください、って。謝りに来た勇気は立派だけど。それ以上でも以下でも無い。

そんなわけで疲れもあって片付けはまだまだ終わっていないけど9時前ぐらいには解散。全体を考えてもかなり大変な引越しとなった。一大騒動。これだけ苦労しても何ヶ月か後にはこの事務所も閉めるのだからなんて効率の悪い話。これ、何て罰ゲーム?

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引越し無常 壱ノ巻
つかれた

何が疲れたって事務所の引越し全てにおいて。ホント、こうも上手くいかないことって世の中にあるのか?と思うくらい。弱り目にたたり目、泣きっ面にハチとかこんな状況を言い表す言葉はありふれているけれど。

事務所探しは2ヶ月に渡り二転三転した、と書いた。結局のところちょっと広めの”デザイナーズ”なマンションに決定、と言うのは事務所の退去期限の2週間前。なんてギリギリな決定。それもこれも会社の決断力の問題だった。

引越し先も決定したので後はそれぞれの業者にお任せ、ってパターン。引越し業者に手配して通信会社に連絡して、って着々と話は進行する。なんせ引越し先が決まらなかったから混乱するのであってそれさえ決まればなんとでもなる。

そう思っていた時期が私にもありました(笑)って思って何が悪い!いや、普通に考えたら回線の手配をするのも引越しの手配をするのも相手がそれで成り立つ商売を行っているからこそ、なんで普通は疑問を挟む余地など無い、ハズ。

引越し業者については事務所の稟議が降りる前に場所と日程の変更を連絡。1日後に変更しても大丈夫です、との返事を得た。回線についても工事の日程をギリギリまで詰めてもらって引越し1週間前には決定した。

そんな風に手筈を整えたからこそ荷物の片付けが出来るっていうもの。ところが引越しを手配していたが荷物を詰めるダンボールが一向に届く気配が無い。何で?って再三連絡を取ってこれまたやっと引越し1週間前に到着。

そこから荷物の箱詰め作業となるわけだが‥ かなり腐った。どろどろに。いわゆる”腐った死体”ってやつだ。なにせ引越しの箱詰め作業を私一人で行う羽目になったのだから。引越しの手配から箱詰めまでまさにワンマン。

確かに一番ヒマな人は私なのだから判らないではない。し、しかし私一人だけで引越ししろ、って言うのは会社としてはどうなのよ?と思う。ここまで酷い仕打ちを受けるなんて想像を絶する。なーんかイジメ、なんだな。

でもいろいろな人からの励ましで一瞬のうちに”くされ”モードから脱出。一発逆転というか映画版のナウシカで腐った巨神兵が口からプロトンビームを一閃して王蟲を焼き払った、って感じ。何のこと?とりあえず黙々と荷物を箱詰めする。

むかーし引越し屋でバイトしていたときのことを思い出す。ひたすら箱にラベルを張りつけて道具を箱が重くならない程度に余裕を持って詰め込んでいく。本や書類は箱詰めしていくととんでもなく重くなってしまうので注意したいところ。

引越し2日前になってやっと会社より支援の電話が。大変だろうから何人か行こうか?って。あの、もう2日前ですけど。結構です! って断った。実際のところ箱詰めの目途もついていたから人を投入する意味は無かったし。

そんなこんなで引越しの前日。引越し会社から確認の電話が来る。その内容に驚いた。なんと引越しの場所、時間の変更が成されていない。最初に依頼した内容のまま。2週間前に変更の確認をしたばかりなのに。何で?

つづく

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ハンカチの冒険
あわてて電車に乗る。

肌寒い、と言ってもこの人ごみ、しかもちょっと走ってみたので体温が上昇した。電車に乗りこんで椅子に座ったころはもうポカポカ。いや、正しくは暑くなった、となるな。しかも電車には何も考えずに日の当たる方向の椅子に座っているし。

ガラス越しに日光が当たる。もやがて11月にもなろうというのに日は暖かい。すぐに汗ばんでくる。なんでこんなに暑いんだろう?当然ながら電車内はエアコンの作動はなし。暑くなる一方。とりあえず汗を拭こう。

ポケットからハンカチを取り出す。黒いハンカチ。たぶん保険屋からもらったもののはず。生命保険の更新とかそんなときに粗品としてもらったもの。だから一応は何かのブランド物のハンカチなのかもしれない。

降りる駅は4つ先。降りる駅は教えてもらっていたが目的地の場所がいまひとつわからない。さてどうするか。とりあえず携帯電話でネットに繋いで場所でも探してみようか?あっさり検索できればいいけど。まあ難しいかな。

幾つか検索ワードを入れて検索してみる。見事に出てこない。というより住所を入力して地図を出そうとしたがココより先は月額使用料が必要、「有料」ってことですか。あーあ。なんで普通のインターネットで無料で出来ることがiモードでは有料なんだよ。

まあそれが商売ってやつだから仕方ないか。私の携帯はGPSを内蔵していないから地図アプリは使えないし。まあネット接続速度一番!で選んだ機種だから仕方ない。そう考えると最近の多機能携帯電話ってすごいなあ。昔ならココム規制違反だろうし。

そんなことを考えつつ目的の駅に到着!あわてて携帯をかばんにしまい電車を降りる。と、何かを忘れたような感覚。な、何を忘れたのだろう?電車の扉は閉まりそのまま行ってしまった。うーん、何を忘れたんだろう?

かばんもポケットも調べる。切符も財布も携帯もある。 …あ、ハンカチ。さっきまで手に持っていたつもりだったけどいつの間にか手元から離れていたみたいだ。電車にハンカチを忘れたみたいだ。でも電車は行ってしまったし。

とりあえず用事をまず終わらせる。その間もハンカチの事が気になる。あーあ、何で落としたんだろうか?しかも手に持っていたにも関わらず。よほどあわてて電車を降りたんだろうな、とか考える。いやあ、ハンカチ1枚でそんなに考える?

そう、たかがハンカチ1枚。しかも特別何かの思い入れのある一品でも何でもない。どちらかと言うとどうでもいいもの、と思っていたけど手元から離れてしまうと気になってしまう。なんなんだろうね、この感覚は。

たかがハンカチだしな、とか思いつつ、運がよければ落し物として届けられているかも知れない。では鉄道会社に連絡してみよう。ネットで調べて落し物センターに電話をする。落とした電車とか時間とかを聞かれる。

電車の行き先とか時間はすぐに思い出せた。が問題は落としたハンカチの特徴。黒いハンカチ、というのはわかったけどそれ以上ははっきり思い出せない。何かの模様があったような気もするけど。でも具体的に特徴、って言われてても。

忘れ物センターの方いわく、該当するハンカチは届いています、との話。では後で取りに伺いますから、ということになった。なんだ、意外と落し物ってハンカチぐらいでも届けられているものなんだな。そのまま電車に置かれっぱなしとか思ったし。

落し物センターに向かう。当然ながらそんな落し物センターがあるのは大きな駅。駅員さんに落し物センターの場所を聞く。私がいる場所の反対側にある、との話。とりあえず駅員さんに指示された場所へ移動する。結構な距離を歩く。

ここかな、ってことでここでも駅員さんに場所を聞く。で、なんとここよりもっと先の場所が落し物センターとの話。え、えー。そんなに遠いのか。いったん駅から外れて迂回しつつ落し物センターへ。なんだ、駅の端から端へ移動したってわけか。

落し物センターの係りの人にハンカチを取りにきたことを告げる。黒いハンカチなんですけど。柄?ガラですか。確かチェックか何かのラインが入っていたと思いますけど。絵?鹿ですか?鹿の絵、すいません。そんな柄だったか覚えていないです。

とりあえず係りの人がハンカチを持ってきてくれた。まごう事なき私のハンカチ。ここまで計算上、私の手元を7時間ほど離れていたわけか。係りの人にお礼を言って出てきた。あー、ハンカチが戻ってきて良かった、良かった。

やっぱりアレかな。終点の駅まで行って、駅員さんがチェックして発見されたのだろうか?見つかった経緯とかの説明は無かったから想像だけど。まあ私に成り代わってこのハンカチが一人旅をして手元に帰ってきた、と。どうでもいい話なんだな。

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ほらね、ブラックだ
また暗い話をひとつ

最初に部長から会社の進退を「考えてくれ」と言われたときに知り合いの弁護士さんに相談に行った。親切な弁護士さんでいろいろ教えてくれた。進退を考えてくれ、という発言自体が”会社を辞めろ”と同様の意味を持っているので判例的には”クロ”だそうな。

そのときに弁護士さんに聞かれた。あなたの会社で労働法関係で何か不法行為をしているようなところはありませんか、って。思い当たるところが十分にある。それは辞める社員の有給休暇の扱い。なんと有給を取ることを許してくれない。

会社の論理としては有給を取るために会社を辞める日程をずらしてまで居続ける意味はあるのか、と言うことらしい。そもそも私の会社では有給休暇を取ると評価が悪くなるという有り得ない暗黙の了解がある。 …ああ、ブラック企業。

会社側としては病気等で休むのは仕方ないとして有給休暇を取る、というのは仕事をサボっていることと同じ、という考え方だそうな。なんだその論理は?ちなみに病気等で休んだ場合を有給に当てることは出来ない。あくまで病欠は病欠。

そもそも規定上は病気であろうが関係なく休む前日までに休暇届けを出さないと無断欠勤となってしまう。そんなバカな話、とか思うけど実際にそうして運用されている。そんなわけで有給休暇はどうあっても消化できない状況に。

逆に言えばまとまって有給休暇を取っている人間がいれば、その人は近い時期に会社を辞めるんだな、ということがわかる。それぐらい有給休暇に対する縛りがある。以前からそんなときは労働基準監督署になんで相談しないんだろう?と思っていた。

で、今回の私の場合。実は今月の始めくらいに上長に有給休暇をどうすればいいか相談した。すると取ってもいい、という事だった。しかし事務所探しとか引越し準備、その他の業務でとてもじゃないけど有給休暇を取る時間は無かった。

私の持っている有給休暇は40日。普通に考えても2ヶ月分休めるだけの日数を持っている。12月末で退社しようとすると11月12月をずっと休まないといけない。でも現実的には引越しや業務の引継ぎでそんなに有給休暇を取れるわけがない。

でも、例えば12月末での退職を1月末に変更して、1月を全部休んで11月12月に10日づつ休めば有給休暇を消化できるのでは、と考えた。さすがに会社もその辺りは考慮してくれるのかな、と思っていたけど全然、そんなことは無かった。

会社の言い分としてはわざわざ有給休暇を取るためだけに退社の期限を延長するのは心情的に納得できないって話。いやあ、有給休暇を取れない方が心情的に納得できないだろ、どう考えても。そもそも口頭で12月末での退職を告げていたが退職届はまだ提出していない。

しかも退職の話は部長までで止まっているとのこと。ならば部長の心情として納得できていないだけの話。有給休暇を取るぐらいでこんなにメンドクサイ話になるってのはやはりブラック企業たる証だな。恥ずかしい限り。

そこで上長を通して部長に告げてもらった。有給休暇の取得に反対するなら労働基準監督署に相談に行きますけどいいですか?こちらは弁護士さんと以前から相談していますからいつでも裁判を起こすことも出来ますよ、って。

1ヶ月分の有給休暇を一人の社員が、それも業務に全然影響が出ないように取得するために会社はわざわざ裁判なりすることが得策とは思えない。案の定、会社は私の言い分を認めてくれた。しかも今回は特例で、という但し書き付き。なんだか恩着せがましい話。

以前から疑問に思っていた事をやっと実行できたけれど、つくづく会社側がどこまで考えなしか想像がつかない。今まで会社を辞めた人たちはこんなバカな話を納得していたのだろうか?ほんと、ブラック企業はどこまで行っても真っ黒だな。